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英検4級の勉強法!小学生には難しい?小3一発合格の体験談

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小学生(小3)の娘が初めての英検挑戦で4級に合格しました。基本的には家庭学習で英検対策をしましたが、はじめてだったので試行錯誤しながら子供に合う勉強法を見つけていった感じです。

この記事では、小学生の子供と英検4級に取り組んだ勉強法やレベル、取り組みについての体験談を紹介します。また、

また、親子での対策勉強についての反省についてもお伝えします。

モモシロ

英検4級に挑戦させたいけど小学生には難しいのではないかと迷っているご家庭の参考になれば嬉しいです。

このブログ記事を書いた人
モモシロ

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

目次

小学生には英検4級は難しい?レベルと基本情報

英検4級の基本情報を説明します。小学生には英検4級は難しいのではないかと考えている方に、十分合格が可能である理由も説明します。

英検4級の出題内容

英検4級で出題される問題は毎回以下のような構成になっています。全問4択または3択マークシート方式です。

リーディング
(35分)
出題形式問題数回答形式
短文の穴埋め15問4択
会話文の穴埋め5問4択
語句の並べ替え5問4択
長文読解10問4択
リスニング
(約30分)
会話の応答文を選択10問3択(選択肢
読み上げ)
会話内容を選択10問4択
文の内容を選択10問4択
出典:日本英語検定協会のサイトの内容を基に作成

文章や会話の内容は家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツなど日常生活に即したものが多く、小学生にも十分理解できるレベルになっています。

出題される単語に関しても、日本語でも知らない言葉はほとんどありません。

英検も級が上がると歴史や時事問題など学問的な理解を必要とする内容になってきますが、英検4級の内容は小学生でもわかる日常的な内容が多いのです。

英検4級は中学何年生レベル?

英検4級で求められる英語レベルは「中学中級程度」となっています。

4級からは現在進行形、過去形、未来形、比較級・最上級が出題されるようになりますので、文法レベルから言っても中学1~2年生程度のレベルになります。

これを小学生が挑戦するのは、確かにハードルが高いと感じるかもしれません。でも出題傾向やレベル的に小学生でも理解できない内容ではありません。

モモシロ

文法に関しては頭で理解しようとするより過去問や問題をたくさん解くことで問題パターンに慣れるほうが小学生が取り組みやすいと感じました。

また、小学生で受験するメリットは「耳がいい」ということ。小学生から英語を始めた子でも、大人より聞き取に関する適応力が高く、対策しやすいんです。リスニングはリーディングよりも得意な子が多く、リスニングで点数を稼ぐ傾向にあります。

とはいえ、リーディング0点では合格しませんので、リーディングで少しでも多く点数を取れるように対策をする必要があります。

娘も長文読解では文章の内容が理解できず点数が低かったのですが、読解力が上がるとこの分がしっかり取れるようになってきました。

つまり、小学生の英検は読解力が重要になります。

英検4級の合格点

英検の合否は「英検CSEスコア」で判定されます。4級は662点となっています(リーディング500点、リスニング500点満点の合計)。

出典:日本英語検定協会公式サイト

このスコアは過去の英検のテスト結果から算出されるので、具体的に何問正解したら合格と判断できないのです。

目安としては7割取れていればかなり合格の可能性が高くなります。

モモシロ

出題される文法など完璧に理解していなくても、合格ライン6~7割を目指せばいいと考えると少し気が楽になりますね。
マークシート方式なので、適当に回答しても25%以上は取れますし。

CSEスコアの詳細はこちらをご覧ください。

小学生に英検4級はレベル的に難しい?の結論

以上の点を踏まえてしっかり取り組めば、小学生でも十分合格可能です!

小学生の英検4級受験についてまとめました。

  • 出題されるトピックは小学生でも理解可能
  • リーディングは完璧に理解できなくても6割でOK
  • リスニングでポイントを稼げる
  • 合格は読解力が鍵

一番のポイントは読解力です。英語をしっかり読めるようになることで小学生でも英検4級レベルはクリアできると言えます!

モモシロ

我が家の読解力対策についてはこのあとご紹介します。

小学生が英検4級に挑戦!

英検4級を受験した小学生の娘のプロフィールを簡単に説明します。

英検学習スタート時の子供の英語力

受験当時の年齢9歳(小学3年生)
英検受験時期2021年10月
対策期間約3ヶ月
英検受験歴なし(英検初挑戦)
英語学習歴オンライン英会話・英語教材・フィリピン短期留学
学習開始時の英語力英語は好きだがリーディング力がネック
少し前に英検5級の過去問を投げ出したことあり

幼い頃から英語に取り組んできてはいますが、楽しさ重視で英語に触れさせてきました。

英語は好きだけど英語の勉強は嫌いという状況だった娘。オンライン英会話と市販のテキストや過去問を併用して自宅学習で英検にチャレンジしました。

英検5級ではなく英検4級からスタートした理由

ところで、我が家は英検5級を飛ばして英検4級からスタートしました。本当は5級から着実に進めていった方が本人も自信になったはずです。

しかし、本人が4級の受験を希望したんです。その理由は、学校ですでに英検4級を持っているお友達がいたから自分も4級を取りたいと思ったようなんです。

モモシロ

お友達の影響は大きいですね。

5級ならまあ何とかなるだろう思っていたのですが、4級は娘には難しいのではないかと思いました。何らかの対策をしないと受からないので、自宅での取り組みをすることになりました。

英検対策は親子で手探りで開始

今回の英検勉強は私が良いと思うやり方を小学生の子供に伝えて、うまくいかなかったら別のやりかたを試すというように進めました。誰かに指南してもらったわけではありませんが、後からこちらの本を読んで、私のやり方は間違えていなかったのだと安堵しました。

この本では、子供の英検4級・5級に関しては次のように書かれています。

  • 英検4級と5級の対策は過去問だけでいい
  • 日本語の解説が付いた対策本はかえって遠回りになる
  • 感覚的に解けているならOK
  • 間違った問題は英文を音読させる
  • リスニングは問題形式に慣れること

うちは過去問だけをやっていたわけではありませんが、それ以外の「感覚的に解けていたらOK」や「間違えた問題を音読する」など、目指すところが共通していました。

後述しますが、うちは対策本を試してみて合わなかったため、早々に別のドリル形式のものに切り替えました。(途中からですが)文法の解説もやめ、問題文や選択肢の音読をするようにしたんです。

また、英語多読を推奨している子供向けの英語塾を運営している方が書いたこちらの本も後から読み、小さい頃から英語に触れている子供には「日本語で教えない」ことに対する確信を得ました。

モモシロ

どちらも英検受験後に読んだんですけどね。先に読んでいたらもっと確信を持って進められたかもしれせんね。

ニンテンドースイッチで英検対策

英検4級小学生の勉強法うちはこうやった!

英検4級を受験することを決めた3ヶ月前、そして1ヶ月前、1週間前の我が家での取り組みについて順を追って説明していきます。

【3ヶ月前】リーディング力向上に集中

英検4級に合格するために娘に足りていなかったのは圧倒的に「読む力」でした。単語もたいして知らないし、文法の理解もあいまいなんですが、問題に出てくる英文や単語があまり読めないので回答以前の問題でした。

まずは具体的な英検対策よりも読解力を伸ばすことに専念しました。

読解力については、英語多読を中心としたマジックキーというオンライン英会話にお任せしました。

マジックキーは英検対策レッスンというわけではなく、教材となっている英語絵本の Oxford Reading Tree (ORT)を先生と一緒に読み進めつつ、家でもこのORTのアプリ(ORC)でひたすら音読をしました。

実は英検と多読はとても相性がいいんです!

この英語多読と音読をすることで、自然と英語を読む力がついてきました。それに伴ってその他の英語力を伸びているのを感じました。

モモシロ

今までバラバラだったパズルのピースがつながったような感覚でした。
めきめきと英語が伸び、本人も苦労していた英語の読解が楽しくなってきたようです。

だいぶスラスラ読めるようになってきたのを見て、4級行けるかも!と思いました。英検4級で不合格になってしまったお子さんや学習で伸び悩んでいる方にはマジックキーを試してみていただきたいです。

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マジックキーの詳細はこちらをどうぞ

【3ヶ月前】テキスト購入

ORCでの英語多読をしつつ、慣れてきた頃に並行してテキスト学習を開始することにしました。

子供と一緒に本屋さんに行き、中身を確認して一緒に選んだのが、「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」です。

小学生向けで漢字にフリガナが振ってあったことや、イラストが多く説明も分かりやすそうだったためです。

ところがこれはうちの子供には合わなかったんです。写真のように文法の解説を読んでから問題を解くというパターンになっていましたが、これが子供には向いていませんでした。

「文法を日本語で説明されたものを読んで頭で理解する」ことは、今まで経験したことがなかったのです。

なんとなくで身についていた英語(だから文法も曖昧)に後から日本語での意味づけがされて、それを理解しなくてはいけないというのは娘にはただ苦痛だったようです。

「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」は早々に挫折してしまい、次に購入したのが1日1枚ずつ説いていくというプリント形式のテキストです。

裏表の1枚になっていて、ミシン目で切り離すこともできます。

これはまさにドリル。分野ごとにまとめられたドリルを1日1枚解いていきます。文法の解釈なしでまずは問題を解いてもらい、間違ったところをチェックするやり方にしました。まず子供が問題を一通り解いて、後から私が丸付けをしました。

最初は間違ったところを解説していたのですが、途中からこれも極力しないようにしました。穴埋め問題が多かったので、正解の選択肢を入れた文章を一緒に何度も音読しました。解説なしでただただ音読です。

これでも文法に必要な単語や文章の型がインプットされます。

モモシロ

25枚(25日分)あったので、これを3周することを目標にしました。

最終的には2周ちょっとしかできませんでしたが、文法を理解して正しい答えを選ぶというより、感覚的に「なんとなくこっち」と正解を選べるようにする方向にしました。

できるだけ英語そのものに触れさせて、そこから自然に英語がインプットされるように意識し、私は「できるだけ教えない」ことを気を付けました。

気を付けたこと

  • できるだけ英語を日本語に訳さない
  • できるだけ説明しない

これは、今まで子供に対して行ってきた母国語方式(英語を英語のままインプットする)を維持するためですが、特に文法の解説など、最初はついつい説明してしまったりして葛藤がありました。

【2ヶ月前】予想問題にチャレンジ

音読とプリントを1ヶ月続けたので、力試しに「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」の巻末にあった予想問題を解かせてみました。

その結果、リーディング1問間違い、リスニング2問間違いの高得点。

しかしこれはぬか喜びでした…。

子供に言わせるとこの予想問題は実際の英検よりかなり難易度が低かったようです。

しかし高得点が取れたことで子供の自信になり、合格可能性が高まったと感じて本人のモチベーションの維持に役立ちました。

【1ヶ月前】スタディギア開始

子供がテキスト学習に飽き始めてきたようだったので、英語絵本の音読は続けつつ、日々の英検対策は「スタディギア for EIKEN」の無料版に切り替えました(スタディギアは2024年3月末で終了)。

スタディギアとは日本英語検定協会が提供している英検対策サービスで、英検の練習問題や過去問がパソコンやタブレットから解けるんです。

スタディギアのトップページ

英検公式サービス「スタディギア for EIKEN」のページ

無料版は問題数も限られているのですが、学習計画が立てられたり、実際の学習時間が計測されて管理できるのが良かったです。

最初からやらせず、問題集が飽きてきた頃にタブレット学習を解禁したことで、気分の切り替えになったようです。

集中力が続かないお子さんは、旺文社の問題集や過去問集が収録されたニンテンドースイッチの英検ソフトもおすすめです。

【1週間前】ひたすら過去問

試験1週間前は、過去問をメインでやりました。平日は1回分を解くのは時間的に難しかったので、パートごとに分割して問題を解いてもらい、私が丸付けをして理解度を確認しました。

過去問を解いていると、何度も出てくる表現や単語があるので、「ここは大事だから忘れないでね!」と伝えました。

1回目も2回目も間違えているところは理解ができてないところ、弱いところなので「1日1枚! 英検4級 問題プリント」に戻って類似問題を解かせたりしました。

モモシロ

過去問集も販売されていますが、うちは英検の公式サイトにある3回分の過去問を2回ずつ解きました。

市販テキストはこちらです。過去6回分の過去問が収録されています。

英検対策としてやらなかった勉強法

英検対策であまりやらなかったのは

  • 単語を覚える
  • リスニング対策

英単語について

英検4級で必要となる単語数は1,000前後とされています。娘はあまり単語を知らず課題ではあったのですが、単語帳を見て単語を覚えることはさせませんでした。
(マジックキーのレッスンでキクタンを使った単語学習は一部ありました。)

それよりも、英語多読を続けることでそこに出てくる単語を覚える方が定着すると考えたので積極的にはやらせませんでした。

また、練習問題や過去問に取り組む中で、そこで繰り返し出てくる重要単語については、問題を解きながら覚えることができたようです。

リスニング対策について

我が家はリスニング対策はほとんどしませんでした。テキストでもリスニングの部分は後回しにして、子供がリーディングの勉強に飽きてきたときに気分転換にやらせていたりしました。

もっとしっかりやってリスニングで稼ぐのもありかと思いましたが、もともと耳はそれなりにいいので優先順位としては下げました。

モモシロ

英検対策をしなくても普段のオンライン英会話がリスニングに役立ちました。
また、英語本の音読をしていたので、自分が声に出して読んだ英語を耳から聞くことでもリスニング力が向上しました。

リスニングをもっと伸ばしたい子へのおすすめはかけ流しです。多くの英検テキストにはCDが付属しています。机に向かって集中して聞くのも大事ですがそれだけだと時間が限られてしまいますので、BGMとして常時流しているだけでも英検特有の表現に慣れ、聞き取り能力が上がっていきます。

英検対策コースあり!子供でも基礎から学べるオンライン英会話

英検4級の結果:英検は小学生には難しかった?

こうして臨んだ英検4級ですが、無事一発合格することができました。

当初はどうなることかと思いましたが、合格基準622点に対して888点取り、リスニングは満点という結果でした。

リスニングも最初からできていたわけではなく、最初は6割程度の正解率だったんです。これは、英語が聞き取れないのではなく、聞き取れていても単語を知らなかったり文章が理解できなかったので間違えるケースが多かったのと思われます。

それが、読解力が付いたことで英語の理解が深まり、リスニングの点数アップにつながりました。

英検4級挑戦を終えての反省点

初めての英検挑戦で合格することができたので、子供にとって自信になったようです。次の3級に挑戦したいと自分から言い出しました。

目標を設定し、その目標に向かって勉強をすることで大きな成長が見られました。

しかし、すべて順調に行ったわけではありません。親に指示されていると感じた娘が反抗し、英検は受けたいが一緒に勉強したくないと言い出したときもありました。

親子二人三脚で取り組んでいたと思っていたので衝撃でしたが、親子で取り組むと衝突は避けられないと感じました。

我が家はオンラインでの英語多読レッスンも併用していましたが、その他にも具体的に英検の問題に取り組んでくれるオンライン英会話もあります。

こちらの記事で紹介しています

このようなレッスンを取り入れることで家庭でのトラブルも避けることができますよ。

そして、我が家はマジックキーという英語多読のオンライン英会話で読解力をつけることで英検4級に合格することができました。

マジックキーでは週2回のレッスンを受けさせつつ英検の学習を進めました。マジックキーでは主教材であるOxford Reading Tree(オックスフォードリーディングツリー)を使用して英語多読をします。

ご興味のある方は無料体験レッスンを受けてみてくださいね。

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