中学生英検2級合格の決め手はライティングと読解!高校受験でのメリットと課題

中1の娘が英検2級に合格しました。小学生の時に挑戦して合格できなかったので、まさに悲願達成。

しかし、素直に喜べない部分もあります。正直言って実力が伴った合格ではないと思っています。

「本当はじっくり英語力をつけてから取りたいけれど、受験の内申点や加点のために、とにかくまずは合格が欲しい!」というのが、中学生・高校生の子供を持つ多くのご家庭の本音ではないでしょうか。

我が家も例外ではなく、高校受験のためにできれば中学生の早い段階で2級を取らせたいという気持ちがあり、ある意味強引に合格に持って行ってしまったということは否めません。

そして、成績表から問題点も明確に浮き上がってきました。

今回は、中学受験のブランクを乗り越え、いかにして合格をもぎ取ったのか。我が家が娘の弱点を補って合格までこぎつけた対策と、実際の成績表、そして結果を分析しての今後の課題を包み隠さず公開します。

このブログ記事を書いた人
モモシロ

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目次

中学生の英検2級受験の経緯

本題に入る前に、娘の英語学習の経緯と英検取得歴を簡単にご紹介します。

幼児よりDWEなどでゆるくおうち英語開始
小3 マジックキーで英語多読開始
小3 英検4級→3級合格
小4英検準2級合格
小5 DWE卒業
中1英検準2級プラス→2級合格

小学生で英検準2級合格まで順調にいったのは、間違いなく英語多読のマジックキーキッズアカデミーの効果です。

リスニング力を武器に準2級プラスまでは一発合格できていましたが、小5で2級に挑戦するも2級の壁は高く苦戦していました。


その後中学受験のため英検挑戦はストップ。約1年間は英語の比重を下げていましたが、英語自体は完全に途切れることがないようできるだけ工夫しました。その甲斐あってか中学入学後ほぼノー勉強で英検準2級プラスに合格しました。

今までの英検の合格体験記はこちらで紹介しています

中学生で英検2級を目指した理由は高校受験での大きなメリット

現在中1の娘。2年後の高校受験を控え、できれば英検は早い段階で2級を取りたいと思っていました。

中学生のうちに英検2級を取るメリットは、高校受験でアドバンテージを得られることです。

多くの私立高校で、入試において英検を取得していると併願優遇で内申点への加点があったり、英語での得点加算などの優遇措置が設けられています。

モモシロ

東京都の私立高校ですと、内申加点や点数加点は英検準2級からが多く、2級以上だと加点がアップしたり、英語試験自体の免除や満点扱いは英検準1級以上のところが多いようです(モモシロ調べ)

つまり、高校のレベルによって基準は変わるものの、おおむね英検準2級以上を持っているとメリットがあることが多く、さらに2級があればライバルに大きな差をつける切り札となります。準1級以上あればかなり大きな武器になります。

正攻法では太刀打ちできそうもないワンランク上の志望校も、英検を取得することで現実的に合格を目指しやすくなります

また、英検優遇措置は大学入試では「取得から2年以内」という厳しい制限が一般的ですが、高校受験では厳格な期限がないケースが多く、中学生の早い段階で取得しておけば受験直前まで有効活用できます

当初、英検は焦らずゆっくり実力をつけてから受験すればいいと考えていましたが、我が子の高校受験に向けて調べるうちに、優遇措置でのメリットの大きさを知り、英検2級を取得させたいと考えるようになりました。

モモシロ

ちょっとがんばって取れるなら上の級を取っておきたいですよね!

受験直前の負担を減らし、本番に向けた勉強に集中できる環境を作るため、できれば中学生の早い時期での取得を目指しました。無事中1で合格できたことで、今後は英検にこだわらず、真の実力をつけるための英語学習に集中していきたいと思っています。

英検優遇措置が手厚いのは主に私立高校です。公立高校の一般入試では少ない傾向にあります。東京都も都立高校は英検優遇措置はありません。ただし、大阪府の点数の読み替え制度や、一部の自治体での内申点への加点など、優遇を行うケースも存在します。

また、たとえ点数化されなくても、内申書の特記事項に記載されることで、合否判定に考慮されることもあります。 志望する地域の制度をお調べください。

【結果公開】中学生(中1)で英検2級に合格!全体スコアを公開

それでは早速中1娘の英検2級の成績を公開します(本人には許可をもらってます笑)。

英検2級成績表(合格)
無断転載禁止

中1の11月にS-CBTで受検しました。

結果としては、一次試験のCSEスコア1950点満点中1520点以上の合格ラインに対し、1533点、バンド+1での合格でした。

耳がいいのでリスニングは対策なし。まずは一次だけでも受かることを目標にしていたため、二次のスピーキングも対策なしで受けましたが、二次もギリギリで合格していました。

結果としてはギリギリの合格になりましたが、中1の娘が合格ラインを超えられたのは、事前の英検対策が上手く点数アップにつながったからだと思っています。

詳しい大問別の正解率や、前回の準2級受験時との比較については記事の後半で詳しく解説しますが、まずは英検2級合格のために行った2大対策についてお伝えします。

【英検2級対策】中学生が合格を掴んだ「ライティング」と「長文読解」の2本柱

英検2級の勝因はライティング強化と、長文読解対策にありました。

対策1:ライティング強化で点数大幅アップ

小学生のときに英検2級に届かなかったのはライティング力不足ではないかと感じていました。そして、対策にかける労力に対して伸び率が高いのがこのライティングです。

他の技能と異なり、ライティングはわずか2問。しかも王道の型に当てはめて文章を作れば大きく外すことはないです。型に沿って英文を書く訓練をすれば点数が取れるので、勉強時間に対する点数アップの効率がいいんですね。

しかも新しく追加になった要約問題は言ってしまえば本文に答えが書いてあるんです。自分の意見をひねり出す必要もないですし、ポイントを捉えて問題文の内容を簡潔に言い換えればいいのです。

ライティングであれば、語彙力が乏しくても「今ある手持ちの武器(知っている単語)」を使い、知っている文法を使ってミスなくシンプルな文章を書くことを心がければ、2級の合格基準は十分にクリアできると踏みました。

モモシロ

点数アップを狙うならライティング!

もちろん、表現のバリエーションがあったほうが点数アップにはつながるかと思います。その表現のバリエーションも定型表現を覚えて、この内容だったらこの書き方、とパターン化することで、どんな問題が出てもそれなりに完成度の高い文章を書くことができるようになります。

我が家の具体的にやった対策を説明します。

表現の型を覚えてその通りに書くというのは今までもやってきたことですが、さらにどんな質問でも使える万能パターンを覚え、それを使ってあらゆるテーマでも対応できるように練習しました。

たとえば、意見論述問題は、Do you think~?またはDo you agree~?と聞かれることが多いので、この場合はどんな質問でも「Yes」で貫くことにしました。

それで、冒頭文と最後の結びの文は完成。理由2つについても指定のポイントと本文の単語を使い、どちらもメリットをアピールする定型文としました。

要約文も、定型表現を使い完全にパターン化しました。要約問題は、基本的に「1.導入 → 2.メリット(肯定) → 3.デメリット・課題(逆説)」という3つのパラグラフから構成されています。それぞれのパラグラフに対して1~2文ずつ、定型パターンに沿って書いていきます。

このやり方で、試験日の3週間ほど前から1日1~2個、質問に対する文章を書いてもらい確認、書き直しというのを繰り返しました。


その結果、CSEスコアが前回比+82点(440→522)と爆発的に伸び、これが合格の決定打となりました。

対策2:文の型を理解することで長文読解の点数アップ

今回は長文読解(大問2・3)で点数を稼ぐことができました。小学生の時に受けた英検2級の結果は大問2・3ともに3割程度しか取れていなかったのが、倍近くにアップしたんですね。

そのために語彙・文法の落ち込みを長文読解でカバーできました。

実は娘、中1になる春休みにオンライン英語塾LOOPALさんの体験授業を1週間受けさせていただいていたんですね。その時の体験記はこちらに書いています(noteです)。

ここで、今まで取り組んできた英語多読ではなく「英語の精読」をしっかりやらせていただきました。

ここで初めて、文章を分解し、文型でとらえ、内容を理解するという作業を行いました。文章が難解で難しい、理解できないと言った場合に、語彙力があれば意味をつかめるかもしれない(語彙力大事!)、でも、文の型をとらえることで、複雑な文章も理解しやすくなるんだということがわかりました。

1週間のお試しでしたし、娘にはかなり難しかったと思います。

ただ、「文型解釈」の重要性に気が付いたため、中途半端なままではなくしっかり文型をとらえられるようになった方がいいとこちらの本を購入しました。

単語の意味が分からなくても、「S(主語)+V(動詞)+O(目的語)」の骨組みが見えれば、文脈から意味を推測できる。

これはさっと読んだだけでは意味がなく、しっかり理解しないといけない内容だと感じ、私と一緒に毎日1章ずつ読むことにしました。本を最後まで読んでも、まだ理解はあいまいなように感じ、2周しました。

1周目の途中から、以前から愛用している『文で覚える単熟語』(文単)を併用し、文型の理解を確認しました。2級だと難しいかもしれないと思い、準2級の文単から始めました。

このように、1つの文をスラッシュで区切り、S,V,Oなどというように当てはめていきました。これを娘が事前に取り組み、それをチェックして間違えていたところやあいまいなところは再度「英文読解」に戻って読み直しました。

私も文型の理解はあいまいなままだったので、チェックしながら「ここはOじゃない?」と言ってもどうも確信が持てないことが多かったです。ChatGPTに文型を確認しながら進めたので最初は時間がかかりました。2周目からやっと私も娘と理解が深まったように感じ、文単での文型判断も自信をもって「これは第4文型で、これはMだ!」と判断できるようになってきました。

これで、頭から読んで知っている単語をつなぎ合わせてなんとなく意味を取っていたのが、文章がだいぶ読みやすくなったようです。

長文読解の大幅点数アップは、「英文読解」なしには語れません。

モモシロ

これはもはや我が家の家宝です。

しかし、対策をしたからこそ見えてきた実力の偏りも無視できません。

ここからは、各技能の正解率や、前回(準2級受験時)からの伸び、そして小学生時代との比較を通して、今回の合格をより客観的なデータで分析していきます。

【詳細分析】合格したからこそ見えた、2級スコアの「内訳」と課題

ここからはさらに踏み込んで、英検結果の技能別のCSEスコアや正解率の詳細を深掘りしていきます。

合格という結果はもちろん嬉しいものですが、将来も通用する本当の力がついているのか?という点から過去の成績や正解率と詳しく比較・分析することにしました。現状の強みと弱点を数字で可視化することで課題を見つけ、中学生として今後の英語学習にどう向き合うべきかを探るためです。
まずは全体スコアを改めてお見せします。

英検2級 合格スコア詳細

項目 結果
総合合否 合格
英検バンド G2 +1
一次試験合計スコア 1533 / 1950 (合格基準: 1520)
4技能総合CSEスコア 2000 / 2600
総合CEFRレベル B1
技能 CSEスコア / 満点 CEFR
Reading 470 / 650 A2
Listening 541 / 650 B1
Writing 522 / 650 B1
Speaking 467 / 650 B1

これに基づいて、技能別・大問別の分析、過去の2級や直近の受験との比較をしていきます。

英検2級 技能別の点数とCSEスコア

以下の表は、技能別の正解数、正解率、CSEスコアです。中身を見ると一次はリーディングが正解率39%という「得意」と「苦手」のギャップが極端すぎる結果になっています。

技能素点 正解率CSEスコア
Reading 12 / 3139%470 / 650
Listening 24 / 3080%541 / 650
Writing22 / 3269%522 / 650
一次合計58 / 9362%1533 / 1950
Speaking 20 / 3361%467 / 650
4技能総合78 / 12662%2000 / 2600

リーディングの不足分を、リスニングとライティングで補った形になります。

モモシロ

この後さらに細かく見ていきます。

英検2級結果:大問別の点数と正解率の内訳

大問ごとの点数と正解率も示します。リーディングの大問1の正解率が24%という衝撃的な低さにのけぞりました。これでよく受かったものです。

技能大問素点正解率
Reading大問14 / 1724%
大問23 / 650%
大問35 / 863%
Listening第1部13 / 1587%
第2部11 / 1573%
Writing大問411 / 1669%
大問511 / 1669%
一次合計58 / 9362%

大問1で求められるのは、英検の「出題のねらい」にも記載されている通り、主に語彙、熟語、文法、および語法の知識です。

つまり、娘の苦手分野である語彙、熟語、文法理解が、全体の足を引っ張ったかたちになりました。

実は、英検2級の数か月前に準2級プラスを受けて合格しているのですが、その直後に書いた以下の記事では「中学受験を経ても基礎的な力は残っていた」と書きました。

しかし今回の結果を見る限り、語彙力に関しては中学受験の影響を受けてしまった可能性があります(この後詳しく書きます)。

でも、準2級プラスに合格したときは、大問1もそこまで低くなかったのでそのことに気が付かなかったんですね。

モモシロ

1段階上の英検2級を受験したことで、弱点が明確になりました。

逆に、大問2,3の長文読解による文脈理解は、まあまあとれているんです。これは、小3から続けてきた英語多読(マジックキーキッズアカデミー)によるものだといえます。

ただ、今回はそれだけではなく文の型を把握し、文構造を理解したことで大問1の失態をリカバリーできました

英検2級結果と前回準2級プラスとの比較

数か月前に準2級プラスに合格したときと、今回の2級のCSEスコアを技能別に比較分析します。級は異なりますが、英検CSEスコアがどの級でも共通の尺度で英語力を測る仕組みになっているということを踏まえて比較します。

技能準2プラス2級 スコア差異
Reading488点 (A2)470点 (A2)-18
Listening542点 (A2)541点 (B1)-1
Writing443点 (A2)522点 (B1)+79

リーディングに関しては1つ下の級の準2級プラスよりもCSEスコアが下がっています。リスニングに関してはほぼ変化なし、ライティングは大きく点数を上げました。前述したように、2級挑戦までにライティングはかなり力を入れて対策した効果といえます。

リーディングについてはさらに詳しく見ていきます。準2級プラスと2級の大問別の正解率を比較したのが以下の表です。大問別のCSEスコアは出されないため、正解率での比較となります。

正解率での比較は級が異なり問題の難易度が変わるため厳密な比較はできません。相対的な傾向を見るため、参考としてご覧ください。

大問内容準2プラス正解率2級正解率差異
大問1短文空所補充65% (11/17)24% (4/17)-41%
大問2長文空所補充67% (4/6)50% (3/6)-17%
大問3長文内容一致63% (5/8)63% (5/8)0%

準2プラスのときは、各大問がまんべんなく取れているのに対し、2級は偏りがあります。すでに言及している通り大問1が壊滅的です。実力が変わらないのであれば級が上がれば正解率が下がります。しかし、この差異は大きすぎますね。

モモシロ

準2プラスの受検前から「英文読解」は取り組んでいたので、準2プラスの大問2、3でも成果は出ている可能性があります。

大問1の正解率が非常に低くなってしまった考えられる理由と、今回は該当しない理由を分析します。

まず、大問1ができなかった理由として、今回否定できる理由は以下になります。

  • 時間が足りなかった
  • マークシートの場所を間違えていた

本人に確認したのですが、大問1は最後に元に戻ってしっかり確認もしたとのことで、回答にはそれなりに時間を割けたようです。

また、S-CBT方式で問ずつ回答を選んでいるため、マークシートではなく回答がずれたという可能性も考えられません。

続いて、考えられる理由は以下の2つです。

  • 出題問題との相性・当日の調子
  • 2級レベルの語彙・文法が不足

試験前の英検対策で過去問を解いた際は、今回ほど低くはなかった記憶です。たまたま普段よりも点数が取れなかった可能性も確かにあります。

ただそれより大きいのは、2つめのほうではないかと思います。準2プラスレベルの語彙・文法には対応できたが、2級レベルに上がったら実力的に歯が立たなかった可能性があります。

そして次の小学生の時に受けた2級との比較で、3つめの理由が浮き上がってきました。

英検2級 前回(小学生時代)の結果との比較

小学生の時に受けた英検2級の結果との比較がこちらです。

技能前回正解率(素点)前回スコア今回正解率(素点)今回スコアスコア変化
Reading37%(14/38)47139%(12/31)470 -1
Listening80%(24/30)55480%(24/30)541 -13
Writing63%(10/16)44069%(22/32)522+82
合計14651533 +68

小学生時代はあと一歩で不合格でした。現在の新方式になる前のものですが、CSEスコアで比較します。ライティングは前回は要約問題はありませんでしたが、CSEスコアで大幅に伸びています。

リーディングはスコアだけ比較するとあまり差異はないように思えます。しかし、ここで注目していただきたいのはリーディングの中身です。

トータルのCSEスコアはほとんど同じでしたが、配分が入れ替わっているのがわかるかと思います。

大問内容前回正解率今回正解率差異
大問1短文空所補充40%(8/20)24%(4/17)-16%
大問2長文空所補充33%(2/6)50%(3/6)+17%
大問3長文内容一致33%(4/12)63%(5/8)+30%

ここでも、大問1(語彙・熟語・文法)で苦戦したことがわかります。そして、長文読解の実力が大幅に伸びています。

受験の順番としては

前回英検2級(小学生)→英検準2級プラス(中1春)→今回英検2級(中1秋)

なので、小学生の時は大問1は40%取れていますし、今よりも語彙力はあったのかもしれません。そう考えると、原因は「中学受験による英語の空白期間」の影響も認めざるをえません。英語との接点はできるだけ残しつつ、細く続けてきたのですが、語彙力に関しては落ちてしまったようです。

  • 語彙力に関しては付け焼刃で覚えた単語は忘れてしまった
  • リスニングの耳は残っていた
  • 英語多読で培った読解力は残っていたし、さらに伸ばすことができた

中学受験で英語に触れる時間が減ってもリスニング・読解力はキープ・伸ばすことができたのに、語彙力は落ちてしまったのは何故か?私なりにその理由を考えてみました。

一番の理由は、今回は単語の暗記は一切しなかったこと、単語・熟語に関するテキストに取り組む予定が本人がまったくやらなかったんです。また、文単をやりながらリストになっている単語・熟語は覚えるようには伝えたのですが、意識的に覚えることはしていない様子でした。

そして、小学生のときに英検対策として覚えた単語は社会・環境・経済・時事など、社会性・公共性が高いものになります。過去に一度は多少覚えたものの、使わなくなった途端に抜け落ちていったと考えられます。

すなわち、丸暗記で覚えた単語は無駄ではなかったが、抽象度の高い単語ほど普段使わなければ忘れるのも早いということですね。

モモシロ

英語を忘れていくのは語彙から、を目の当たりにしました。

その代わり、対策のところで述べたように、読解の力がついたため長文読解問題で補うことができました。リーディングとライティングの対策が、スコアという形でも明らかに効果が出たと感じました。

今回の英検2級のスコアからわかった今後の課題

今回の勝因は、対策で力を入れて行った「ライティング対策」と「読解力強化」の効果が出たことにありました。

他の技能と比べて、ライティングは徹底的にやりこむことで短期間で点数を上げやすい技能です。どうしても合格を手に入れたい場合には、ライティングを優先して行うことをおすすめします。

また、今までなんとなくでやってきてしまっていた語彙力不足・文法力不足がはっきりと形となって表れてきました。語彙力については、単語の丸暗記では一時的に覚えられても、長くは残らないことも過去の結果との比較からはっきりわかりました。

「文単」で文章とともに覚えるやり方が子供には向いていると感じていますが、それでも取り組みが足りなかったようです。

今回文単は「英文の文型を判定する」目的で使いましたが、いま一度基本に戻り、トピック・内容の理解(と周辺知識を深める)ことを目的に、いま一度神テキスト文単を有効活用していこうと思います。

リーディングでの収穫は、構文解釈の理解により長文読解問題の得点アップにつながったこと。今後文法の理解が進むことでさらに点数を上げる余地は十分あると思っています。

モモシロ

最優先事項は文法と語彙力強化!

ただ、小学生までは文法の説明はあえてしてこなかったせいで、「なんとなくで分かっていればいいんでしょ?」という癖が抜けきれていません。

これからはそれでは通用しない!ということは本人にはっきり伝えました。実際に文法で苦戦していることもあり、娘も文法を何とかしなくてはいけないという自覚があるようです。本屋さんに行ったときに買ってほしいと言って持ってきたのがこちらの本です。1つ1つの項目はわりとさらっと書かれていますが、本人がわかりやすいと自分で選んだ本というのが大事ですね。

こちらを基礎の基礎から徹底的に理解するために、毎日少しずつ一緒に読み、理解を確認しながら進めていこうと思っています。

最後に:英語多読で2級に合格!しかし今後の課題もあり

冒頭で、英検2級に合格しても素直に喜べない、と書いてしまいましたが。あきらめず挑戦した娘の意欲と努力はほめたたえたいと思います。

英検2級の基盤は英語多読で培われた

どんな形であれ、中1で英検2級に合格できたのは、小さいころから英語に触れてきたこと、そして英語多読で読む力をつけてきたことが非常に大きいです。

英語多読のマジックキーは本当にやってきてよかったと思っています。

以下の体験記事を書いたときは娘は小3でしたが、小学校高学年・中学生からのマジックキーもぜひおすすめしたいです。英語を嫌いにさせず英語の基礎力がしっかりと強化されます。中学生からでも遅いということはありません。

多読による圧倒的なインプット量は、後からの爆発的な伸び(特に長文読解力)につながります。中学英語で英語が苦手になりかけている子、このままだとどこかでつまずいてしまいそう、そんな子にもおすすめします。

マジックキーの生徒さんも、小学校高学年で始めて1年で英検3級合格、中1で始めて中3で英検2級合格などの話も聞いています。

  • 英語に苦手意識を持ち始めている
  • 読書を通じて、机に向かう勉強とは違う形で楽しく自然に英語を吸収したい
  • 圧倒的なインプット量で、将来的に通用する本質的な読解力をつけたい
  • 長い目で見て、大学入試やその先まで続く多読習慣を身につけたい

英語への苦手意識が出やすい中学生にとって、「英語を嫌いにさせない」というアプローチは何物にも代えがたい価値があると感じています。

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中学生のうちに準1級を目指す?我が家の場合

娘のところに届いた英検2級の合格通知には、「次は上位級(準1級)を目指しましょう」とありますが、我が家はここで真の「2級相当の実力」をつけるために、弱点として明確になった文法や語彙力の強化に力を注いでいきます
今の娘の状況だと、中学生のうちは上を目指すのではなく、高校受験を見据えた基礎力の強化が最重要事項だとはっきりわかりました。

モモシロ

今後力試しの目的で英検をまた受けることがあれば、さらに上の準1級ではなく、2級を再度受けると思います。

ただ、もしこれから先子供が行きたいと思った高校に「英検優遇」の制度があり、さらに2級よりも準1級のほうが有利になる場合は準1級も視野に入れるかもしれません。

その場合でも、今のような文法・語彙力スカスカ状態では太刀打ちできないと思いますし、もっと長い目で見ても、文法の知識があいまいなまま、おうち英語で培った感覚でなんとなくで正解を選んでいると、いつか必ずつまずく場面が出てくると危惧しています。

小学校までは「英語を英語のまま理解する」「日本語で説明しない」「感覚で正解を選べるように」をかなり意識してきましたが、中学生からは明確な方向転換が必要だと気が付かされました。

今後も英語多読を軸に、さらに文法理解・精読もできる力をつけていくべく、英語に取り組んでいきたいと思っています。中学生になってから受けたLOOPALのおためし体験は、そんな我が家の道しるべとなりました。

中学生からの英語は文法が最優先事項

海外進学なども視野に入れている子、明確な期限があって英検の上位級を戦略的に確実に取りに行くなら、「多読でじっくり」とはまた別の、「最短距離を走る戦略」としてLOOPALをおすすめしたいです。

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