子供にオンライン英会話を受けさせようとしたら、フィリピン人講師がとても多いことに驚いた方もいるのではないでしょうか。
このブログ記事では、オンライン英会話で子供にフィリピン人の先生から英語を教えてもらうことに不安や疑問がある方に、フィリピン人の英語講師について詳しく解説します。
一般論ではなく、実際に10回以上フィリピンに旅行・滞在したことがある（うち半分は親子留学）私が、経験をもとに解説しています。
フィリピンは人件費が安いだけでなく、国民全体の英語力がとても高いんです。
安いのはいいけどフィリピンって英語圏じゃないよね？フィリピン人講師の英語力ってどうなの？発音やなまりは大丈夫？
私はフィリピン親子留学や旅行で何度もフィリピンに行き、オンライン英会話のフィリピン人講師だけでなく、現地語学学校の先生から直接英語レッスンを受けたり、ベビーシッターさんとも英語でやりとりした経験があります。子供はフィリピンのローカル小学校に3週間に通いました。
この記事では、そんな経験を持つ私から見たフィリピン人と英語教育についての気付きや、フィリピン人の英語講師の特徴について説明します。 また、子供向けでおすすめのフィリピン人講師のオンライン英会話を厳選して紹介します。
モモシロ私は英語の先生はネイティブかどうかよりも、子供に英語をわかりやすく教えられるかを重視しています。
フィリピン人の先生には次のようなメリットがあります。
- 【人件費】料金が安い
- 【国民性】明るく楽しい先生が多い
- 【英語学習者】初心者に分かりやすく教えられる
- 【親日家】日本の話も通じやすい
- 【時差が少ない】予約しやすい
フィリピン人講師だからこそのメリットを理解した上で、フル活用してお子さんの英語力を高めてくださいね。
- オンライン英会話でフィリピン人講師が多い理由
- フィリピン人の英語講師の英語力や発音について
- 子供にフィリピン人の先生から教えてもらうメリット・デメリット
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フィリピン人の英語力について
海外で働くフィリピン人の労働力は、今や世界的に欠かすことのできないものとなっています。コロナ前の数字にはなりますが、たとえばフィリピン国外でメイド・ベビーシッターとして働いている女性の多くはフィリピンからの出稼ぎ労働者。
また、世界の海を巡るクルーズ船や貨物船の乗組員もフィリピン人がとても多いんです。その他にも医師や看護師・技術者なども海外で多く働いています。
2013年に海外で働くフィリピン人労働者の数は183万6,000人もいました（出典：厚生労働省「2014年海外情勢報告」）。
これもひとえにフィリピン人の英語力が高く世界で通用するから。英語力を武器に海外に働きにでる人が多いんです。フィリピン人の英語力がなぜそれほどまでに高いのかについて解説します。
フィリピンでは英語が公用語
フィリピンでは、英語が公用語になっています。たくさんの島が集まってフィリピンという国になっているので、使用されている言語もたくさんあるんです。
モモシロたとえばセブに行けばセブアノ語、マニラに行けばタガログ語なんです。セブの人はタガログ語は聞けばなんとなく分かるけど、マニラの人はセブ語は理解できないと言っていました。
同じ国でも地域が違うと使われているローカル言語が全然違うため、フィリピンでは共通の言語として英語が使用されています（英語とフィリピン語≒タガログ語）の2つが公用語です）。テレビや新聞・雑誌、街中で見かける看板も大抵は英語表記です。
生活のために英語が必要なので、話せる人が多いのは当然といえば当然です。
英語圏ではない外国に行くと、空港やホテル、観光地など外国人観光客が多い場所以外は英語がなかなか通じないことが多いんですが、フィリピンはそこら辺を歩いている一般の人も普通に英語が通じたので驚いたことがあります。
フィリピンの田舎に旅行中に子供を連れて現地の病院を3軒はしごしたことがあるんですが、病院の受付や先生だけでなく、病院の待合室で隣になったおばあさん、調剤薬局の薬剤師さんや居合わせた他の患者さんなど、みんな英語が通じて助かりました！
モモシロ勝手が分からなくて困っていたときに、いろんな人に助けてもらいました。
オンライン英会話でフィリピン人講師はなぜ多い？
このように国民全体で英語力が高いので、オンライン英会話でフィリピン人講師が多いのも納得ですよね。
フィリピン人の英語力の高さと人件費の安さは以前より知られていましたが、欧米企業だけでなく、これに目を付けた日本企業もフィリピンにオンライン英会話の拠点や語学学校をどんどん作り、現地の講師を採用して運営しているのです。
モモシロ英語講師だけでなく、フィリピンには外国のコールセンターも多くあります。
フィリピン人はどうやって英語を学ぶのか
フィリピンでは幼稚園から英語を学び、小学校からは基本的には授業も英語で行われます。フィリピンの学校にも公立・私立があり、インターナショナルスクールも多数あります。
モモシロ物価も安いし、コロナ前は日本からの教育移住も人気でした。
学校によって多少違いはありますが、フィリピンに親子留学して子供が小学1年生のクラスに3週間通ったときは、クラスメイトも先生も、普通に英語を話していました。
子供に聞くとときどき子供同士で現地語を話したり、先生が生徒に現地語で話しかけることはあったようですが、授業自体は英語で進められ、テストなどもすべて英語で行われていました。
また、ショッピングセンターのキッズエリアで娘が幼児や小学校低学年の子に話しかけたときも、どの子も当然のように英語で返してくれました。
生まれたときから当たり前に英語があふれていて、幼い頃から英語を学び、小学校以降は英語で学ぶ環境ができているんです。ここが日本の英語教育とは大きく違うところです。
いつかフィリピンに親子留学してみたいという方は、こちらの記事で親子留学できるオンライン英会話を紹介しています。
フィリピン人が語学の天才といわれる理由
ここまで説明してきたように、フィリピンという国自体が英語を身につけやすい環境になっています。
それに加えて、フィリピン人の国民性が外国文化の受け入れに抵抗が少なく、言語を吸収する能力に長けていると感じています。外国語を1つ習得したらそれ以降の習得が早くなるというデータがありますが、元々たくさんのローカル言語に囲まれているフィリピン人はまさにそれですね。
私が足繁く通っていたフィリピンのダイビングショップのオーナーは日本人だったのですが、自分が英語を覚えるより、フィリピン人スタッフが日本語を覚えるほうが早いと思い、日本語で話し続けていたら1年くらいで大抵の言葉は理解してしまったというんですね。
実際に見たのですが、普通に日本語で指示を出したらしっかり理解して動いていて驚きました。フィリピン人は語学の天才と言われるのもうなずけます。
子供がフィリピン人講師のオンライン英会話を受けるメリットとおすすめな理由
これまで説明してきたように、フィリピン人の英語力はとても高いです。それ以外にも子供がオンライン英会話のフィリピン人講師から英語を学ぶメリットがたくさんあるんです。
ひとつずつ説明していきます。
【人件費】料金が安い
安い理由で詳しく説明していますが、フィリピンは日本よりも人件費が安いために講師を安く雇用することができて月額料金が安くなります。
ネイティブ講師と比較すると半分以下の料金で利用することもできます。
また、1回あたりの料金も安いので、たくさんレッスンを受けさせたい場合もフィリピン人講師のオンライン英会話は最適です。
【国民性】明るく楽しい先生が多い
少子化が進む日本ですが、フィリピンは真逆で、子供の数がとっても多いんです。兄弟が多く下の子のお世話をしてきたからか、元々の国民性なのか、若い独身の先生でも子供好きの先生が多いんです。
レッスンも明るく楽しい雰囲気で行われます。
子供の扱いがうまく、上手にレッスンに誘っていろいろな手で楽しませてくれます。飽きやすい子供にはすごくいいですよ。
モモシロこれは実際に体験してみればわかりますよ～。
うちの子も、小さいときはレッスンが楽しかったので嫌がらずに受けてくれていました。まずは英語に興味を持って楽しんでもらわないとはじまりませんから、最初のうちはこれがとても大事です。
ぜひ、体験レッスンでフィリピン人講師の楽しさを実感してください。楽しさ重視の方にはオンラインで動物とふれ合ったり、先生と歌やダンスで遊べるなどユニークなレッスンを用意しているDETiもいいですよ。
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【英語学習者】初心者に分かりやすく教えられる
フィリピンは英語が公用語ではあるものの、第二言語として英語を習得するため、日本人のような英語学習者が難しいと感じる部分も理解して手を差し伸べてくれます。
特に初心者の子にはゆっくり話してくれたり、難しい単語は使わずに伝えるのが得意です。
モモシロ英語が母国語の先生だと、これが意外とできない場合もあるんですよね。先生にとってはナチュラルスピードでも、話すのがやたら速かったり。
【親日家】日本の話も通じやすい
フィリピンは親日の人が多く日本文化に対してある程度の知識がある先生が多いです。日本のドラマやアニメの話を先生から振ってきてくれたり、日本の食べ物も良く知っていたりします。
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また、レッスンで使う日本語のトレーニングを受けている先生も多いので、簡単な指示を日本語で伝えてくれる場合もあります。
簡単な日本語ができる先生が多いのはワールドアイキッズです
【時差が少ない】予約しやすい
フィリピンは欧米と違って日本との時差がほとんどないことも特徴です。
1時間しか時差がなく、さらにフィリピン人は朝が早いため、日中の活動時間は私達とほぼ同じです。つまり、日本からレッスンをしたい時間にたくさんの講師がスタンバイしていて安定したレッスン数があるため、予約しやすいのもメリットです。
子供がフィリピン人講師のオンライン英会話を受けるデメリット
次に、フィリピン人講師の懸念事項を説明します。
フィリピン人先生だからということではなく、ネイティブ以外の先生全般にあてはまることではあります。デメリットを把握した上で、それをカバーしてくれているオンライン英会話を選べば問題ありません。
（スクールによっては）講師のレベルにバラツキがある
フィリピン人の英語の先生は、英語力が高く優秀な先生が多い一方、講師の採用基準がオンライン英会話運営に委ねられています。ですので、正直全員がレベルが高い講師ではないかもしれません。
子供のレッスンを見学していて、文法的には弱い部分を感じる先生もいました。これは正直言って各オンライン英会話が子供向けにどれほど力を入れているかによって差があります。
QQキッズのようにTESOL資格を明記しているようなオンライン英会話を選んだり、予約で先生を選ぶときに資格や英語教授歴をプロフィールでしっかり確認することも重要です。
また、講師の入れ替わりが激しいところは慢性的に教師不足ですので、採用の基準が甘くなる可能性があります。
リップルキッズパークはプロフィールにリップルキッズパークでの講師歴が明記されているので、先生の定着率が高いことがわかります。
（スクールによっては）テキストに沿ったレッスンになりがち
あるオンライン英会話のレッスンはカリキュラム通りにテキストに沿って進められるようなものばかりで、会話を膨らませたり、テキストを外れてのやりとりは難しいと思うことがありました。
講師のレベルのバラツキを補うために教科書通りのレッスンで統一しているのではないかと感じました。
モモシロテキストに沿ってただリピートさせるのではなく、子供が理解していないようだと説明を工夫したりアプローチを変えてくれるようなところがいいですね！
その点でのおすすめはQQキッズです。講師の質が高いため、テキストに沿ったレッスンをしつつも、子供に合わせた対応をすることができます。
よろしければ実際に子供が利用したときの記事をご参考になさってくださいね
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高度な文法の説明などは期待できない
また、フィリピン人講師はネイティブではないので、ある程度学びの制限を感じることがありました。
たとえば、この単語とこの単語のニュアンスを違いは？とか、塾のように文法的に細かく説明して欲しいというような要望はフィリピン人講師では対応できない場合もあります。
モモシロ子供だとあまりそんな質問をする子はいないかもしれませんが…。
上級者レベルで表現の幅を広げたい、ネイティブ特有の言い回しを学びたい、という場合は正直言って向いていません。
一方、メリットのところでも説明したように、フィリピン人の先生は同じ英語学習者の立場として初心者～中級者さんにはとても分かりやすく教えてくれます。
子供のオンライン英会話でフィリピン人講師の気になる疑問
フィリピン人全般の英語力について説明してきましたが、ここからは英語を教えてくれるフィリピン人講師についてさらに深く説明していきます。
フィリピン人講師はどうして安いの？
フィリピン人講師のオンライン英会話は他の比較して月額料金が安いのが特徴です。その最大の理由は人件費の安さです。
それ以外にも、物価の安いフィリピンに日本法人が現地に拠点を構えているケースも多く、拠点を作ることでトレーニングや管理ができ、整備された環境からのレッスンでネットワークも安定するため、安いだけでなく質の高いレッスンを提供することができます。
どんな人が英語講師になっている？
フィリピン人でも英語力には差があります。やはり高等教育までしっかり受けた人のほうがアカデミックに英語を読み書きできる力を備えています。それだけではなく、英語講師には英語を教える能力も求められます。
モモシロ英語を話せるからといって、英語を教えられるということにはなりません。英語を教える技能はまた別です！
私がフィリピンに語学留学をしたときの先生は、英語や英語教授法を専門的に学んだり、一定レベル以上の英語力を持ち合わせた人材が採用され、さらに、外国人に教えるためのトレーニングをしっかりと受けている先生が多かったです。
モモシロその他には、英語を使ってコールセンターで働いていて転職されたという先生も多くいました。
語学学校の先生に聞いてみたところ、フィリピンの学校の教員になるのはすごく大変なんだそうです。大学で教育関係の専攻で学び、国家試験を受けて資格を取っても、さらに経験も求められるそうなんです。そのため、資格を取った後に採用を待ちながら語学学校で働いているという先生もいました。
ただし！オンラインで英語を教えるためには、特別な資格は必須ではありません。それぞれのオンライン英会話の運営側が独自の選考基準で講師を採用しているのが現状です。
特に近頃はオンライン英会話の人気が高まり、利用者も急増しました。コロナ禍では各オンライン英会話も一時的に講師不足の状態になり、新たな講師の採用・教育が急ピッチで進められたという現状があります。そのような状況を考えると、講師の質にはバラツキがある可能性も否定できません。
モモシロオンライン英会話によっては、実際に英語力に疑問を感じた先生もいました。
講師の質についての判断材料の1つとなるのが 外国人に英語を教えるためのTESOLという国際資格の有無です。QQ English（QQキッズ）はTESOLという国際資格を持っていることが条件になっていますので、講師の質が担保されています。
実際に子供がQQキッズのレッスンを受けてみて、講師のレベルが安定していることを実感しました。私が安心して子供を任せられるオンライン英会話の1つです。
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発音はフィリピンなまりじゃない？
子供の発音が悪くなってしまわないか心配
フィリピン人講師の英語の発音が気になる方もいると思います。たしかに、いわゆるフィリピン訛りというものはあります。
フィリピンはアメリカの統治下にあった影響を受けてフィリピン人の英語はアメリカ英語です。キレイな英語を話す先生もいますが、フィリピン英語特有の訛りを感じる先生もいました。
モモシロ発音については正直個人差があるように感じました。
ただ、日本人にとっては聞き取りやすい英語ですので、あまり神経質になる必要はありません。なまりが酷すぎて理解できないということは今までありませんでした。
子供にフィリピン英語がうつってしまわない？
子供の発音が悪くならないか気になりますよね。時々受けるオンライン英会話だけで、フィリピン風の英語になることってまずないんじゃないでしょうか？
うちの子もそうですが、オンライン英会話で先生の英語を聞いているトータルの時間より、英語（ネイティブ）の音声を聞いたり動画を見ている時間のほうが全然長いです。むしろ、先生の発音がうつるほど熱心にレッスンを受けたということは、それはそれですごいことなんじゃないでしょうか！
それよりも、日本で暮らして日本語を母国語にしているのですから、今後学校の先生など日本人なまりの英語に触れる機会のほうが多いですよね。
子供にはできるだけキレイな発音を身につけさせたいという気持ちはわかります。特に、外国で自分の英語が通じなかったという経験をしたことがあると、余計そう感じてしまいますよね。
英語の発音が大事なのは事実です。発音が悪いと通じませんから。ですが、フィリピン人の英語は海外で通用しているのです。というより実際に重宝されているのです。
子供が大人になって英語を使う状況を想像してみてください。英語をビジネスで使うにしても、ネイティブだけを相手にするわけではありません。
実際、英語を母国語としている人口よりも、英語を公用語・準公用語として使用している人口のほうがはるかに多く、世界で活躍するインド人、中国人、ヨーロッパ各国の非ネイティブなど、英語圏以外の人と英語を使ってやりとりをすることを考えると、私はフィリピンなまりとかそういうことはあまり気になりません。
発音ばかりにこだわって学びの機会を逃してしまうことのほうがもったいないのではないでしょうか。
そうは言っても子供にはきれいな発音を身につけさせたい
発音が気になる場合はネイティブ講師のいるオンライン英会話もチェックしてみてください。Novakidのプレミアムコースはネイティブの先生から安い料金でレッスンを受けられます。フォニックスを取り入れたカリキュラムで、レッスン内でも徹底して発音を指導してくれますし、発音重視の方には一番のおすすめです。
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まとめ：フィリピン人講師のオンライン英会話は初心者の子供に最適！
以上、子供のオンライン英会話でフィリピン人講師に関する疑問について解説しました。 子供にフィリピン人の先生から英語を教えてもらうことに不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
英語圏じゃないから、訛りが気になるからなどの理由だけでネイティブ講師にこだわることは非常にもったいないです。
むしろ明るくて楽しい先生が多いので子供向けにもとてもいいんですよ。優しく丁寧に、そして親切に指導してくれるので初心者の子には特におすすめです。
フィリピン人の先生ならではの良さを生かして、オンライン英会話を楽しんでくださいね。
＼子供オンライン英会話徹底比較！／
