英検3級ライティングでつまずく子へ|書字困難な息子が合格した対策

英検3級の壁といえば、ライティング。

おうち英語やオンライン英会話など「聞く・話す」ベースで英語を伸ばしてきた子ほど、英検3級からのライティングがネックになるのでしょうか。話せるし読める、リスニングも得意。なのに「書く」となった途端に壁が立ちはだかるという家庭も、きっと少なくないと思います。

うちの息子の場合、さらにもうひとつハードルがありました。そもそも「鉛筆で書く」こと自体が、特性的にとても負担が大きいんです。

そんな息子は、タイピングで受験ができるS-CBTを利用して英検3級に合格できました。

モモシロ

書字の負担が大きい息子にとって、S-CBTは救世主でした。

試験本番も英検対策も、書く負担を最小限にしてデジタルで完結させることができました。この記事では、同じように「書くのが苦手な子」と英検に向き合っている方の参考になればと思い、我が家の対策をまとめます。

S-CBTについてはこちらで解説しています。

上の子のS-CBT体験記(ライティングは筆記受験)

他の級の英検勉強法はこちらで紹介しています

我が子の英検合格体験記をまとめています。自宅での勉強法や利用したサービスなど参考になさってください。
小1で英検5級合格!我が家の勉強法
小3で英検4級合格!我が家の勉強法
小3で英検3級合格!我が家の勉強法
小4で英検準2級合格!我が家の勉強法
中1で英検2級合格!我が家の勉強法
数ヶ月で子供の英語が爆伸びした秘密
英検対策できるオンライン英会話

このブログ記事を書いた人
モモシロ

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

目次

英検3級から必須になる「ライティング」の壁

息子は小1で英検5級、小2で4級に合格しています。4級まではたいした対策もせず一発合格できました。リーディングとリスニングだけなら、多読で育った英語力ですんなりクリアました。

しかし、3級からはライティングが加わるので息子には難しいだろうと挑戦をできずにいました。

「書けない」んじゃなくて「書くのがしんどい」

それから2年。小4になったときに、そろそろ3級どうかなと思い始めました。

しかし気になるのはやはりライティング。英語に限らず日本語でさえも書くことを極端に嫌がる息子に、鉛筆を握らせて英文を紙に文字を書くという動作そのものがかなりのハードルに感じました。

書くことが苦手だったり、書くことが大きな負担になる子も結構いますよね。息子がまさにそのタイプです。ディスレクシア(読み書き障害)とまではいかないけれど、書字が困難でとってもストレスになるようでした。

モモシロ

日々の漢字ドリルの宿題もとても苦手です。

ここでお伝えしたいのは、これは英作文の能力の問題ではないということです。

文章を組み立てることは練習次第でできるようになりそうな気がしていました。でも、それを鉛筆で紙に書き出す作業がとにかくしんどいんですね。「書く内容がわからない」のではなく「書く動作が負担」。だけど、英検3級を受けるには事前にライティングの練習をしなくてはならず、それには書く動作が伴い余す。

どういう風の吹き回しか、4年生になって本人も英検3級に挑戦する!とやる気になっていました。ライティングの練習をすること自体は、3級レベルの英語力を固めるのにも役立つはずです。

でも、「ライティング練習=紙に書く練習」にしてしまったら、間違いなく、本人にとってストレスが大きすぎて続きません。これがジレンマでした。

書くのが苦手な子の英検3級はS-CBT

そこで気が付いたのがS-CBTでの受検でした。

S-CBTなら、ライティングをタイピングで解答できます。紙に書く負担がないなら、息子でもいける。書字の負担が大きい子にとって、S-CBTは救世主になり得ると思った瞬間でした。

対策に関しても「紙に書かせる練習はしない。タイピング前提で、デジタル中心に対策する」と決めました。

モモシロ

しかも息子はデジタル機器は大好き!!楽しんで取り組んでくれるかもと思いました。

S-CBTそのものの仕組みや従来型との違いは、以下の記事で詳しく解説しています。

S-CBT英検3級対策で使ったアプリ・ソフト

タイピング以外で英検対策として使ったのは、主にこの4つです。

  • Switchの英検ソフト
  • スマイルゼミ 英語プレミアム
  • 英語タイピング練習教材
  • 自作の英検対策アプリ(特にS-CBT)

お判りいただけるように紙のドリルがひとつもありません。書くのが苦手な子の対策として、あえて市販テキストやドリルは外しました

ただし、①と②は家で時間があるときに取り組んでもらったり、私が一緒に取り組めないときなどにマイペースにやらせた程度です。

①のSwitchの英検対策ソフトは、過去問も収録されている優れものです。ただ長文読解がやりにくいのが難点です。以前記事を書いていますのでご覧いただければと思います。

そもそもこちらのソフトはリーディング・リスニングがメインで、懸念事項であるライティング対策は含まれていません。その点はご注意ください。

②のスマイルゼミは、もともと自宅学習用に利用していました。オプションで「英語プレミアム」という英検対策ができるコンテンツがあり、それを追加で申し込んでいます。こちらは時間のあるときに息子のペースで進めてもらったので、私は基本ノータッチ、時々やっているところを覗いたりしていました。

モモシロ

4技能網羅されているのと、基礎から取り組めるのでけっこうよさげです。

メインは③の自作アプリによる対策です。こちら次で詳しく説明します。AIの進化によって簡単なアプリなら素人の私でも作れましたので、ぜひ子供の弱点に合わせたアプリ作成、チャレンジしてみていただければと思います。

モモシロ

一部プロンプトや実際のアプリも公開いたします。

パート別英検3級対策と「書くのが苦手」な息子のために作ったS-CBT対策用アプリ

書字が苦手な息子と行った英検3級対策をパート別に紹介します。それぞれの対策のコツも紹介しつつ、自作アプリをどのように活用したかも紹介します。

息子の苦手分野に合わせて、AIに依頼してアプリを作ってもらいました。これが英検対策にすごく役立ったんです。

モモシロ

最近は英語に限らず子供の学習にAIを活用しています。コツさえつかめば子供の学習に有効なアプリが簡単に作れますよ。
AI学習法は別の機会に詳しくご説明できたらなと思っています。

もちろん、アプリなんか作らなくても優れた英検対策アプリ・ソフトもありますが、今回は小学生が英検を受けるに当たって習得しやすいように配慮して苦手分野にフォーカスして作成しました。

  • 大問1の空欄補充問題(プロンプト配布)
  • 英検頻出単語のスペル練習アプリ(アプリ公開準備中)
  • ライティング練習アプリ(アプリ公開準備中)
  • S-CBT用スピーキング練習アプリ(アプリ公開)

ブログ読者様にお役に立つのであれば無料で配布したいと思っていますが、配布するならクリアしないといけないことがいくつかあります。

また、息子用にカスタマイズしすぎたのでそのままお渡しできないものが多く一部は調整中です。少々お時間いただきます。

リーディング対策

実はリーディングの長文読解パートはほとんど何もしていませんマジックキーのオンライン模試を受けた際、長文問題は結構できていました。

息子はマジックキーの英語多読を2年ちょっと続けてきて、読む力の基礎はついていたようです。多読の積み重ねに助けられたと思います。

リーディングでの優先事項は大問1の語彙力が試される空欄補充問題でした。かといって、英検3級の単語帳をコツコツやらせるのは拒否反応がでそう

というわけで、ライティング関連の語彙(とスペル)は後述のスペル練習アプリ、空欄補充問題で求められる単熟語については、大問1の空欄補充問題に特化したアプリを使ってとにかく繰り返し問題をといていく中で覚えてもらうことにしました。

特に空欄補充問題に頻出する熟語は、何度も解くことで覚えてほしいと思い、アプリには回答後の解説もしっかり入れました。

最初は間違えても、繰り返し出てくるので何度目かで正解できるようになりました。その結果…

モモシロ

本番では15問中14問正解となりました!

リーディングはこの穴埋めの1問も、長文をじっくり読んで設問に答える1問も、同じ重み(スコアへの影響)なんです。でしたら大問1の正解率を上げるほうが効率がいいと言えます。日々の取り組みで英語読解力をじっくり高めつつ、直前に点数アップを狙うなら大問1対策ですね。

大問1対策アプリ作成プロンプト配布

我が家が利用した英検3級の大問1(空欄補充問題)対策クイズをAIに自動生成させるプロンプトを配布します。配布用にカスタマイズしています。よろしければご活用ください。

・3級レベルの語彙
・文法問題60問からランダム15問出題
・解答後に解説表示。

【使い方】
① お使いのAIを開く(Claude推奨、ChatGPT、Gemini等で動作確認していますが、環境によって結果が異なる場合があります)
② 以下のプロンプトをコピーしてAIに貼り付け、送信
③ 生成されたHTMLは、AIの画面でそのまま実行できる場合があります。できない場合はファイルをダウンロードし、ブラウザ(Chrome・Safariなど)で開いてください。Claudeでの実行が最も安定しています。

【無料配布】コピペで使える英検3級大問1対策アプリ作成プロンプト

**英検3級の大問1(空欄補充問題)対策インタラクティブHTMLクイズを作ってください。**

**【要件】**
・対象:英検3級 大問1(空欄補充問題)のみ
・オリジナル問題を60問作成し、ランダムで15問出題
・1ファイル完結HTML(CSS/JSインライン、外部ライブラリ不使用)
・HTMLのタイトルおよびページ見出しは「英検3級 大問1 空欄補充クイズ」とすること
・ページ最下部にHTMLファイルのダウンロードリンクを設置すること

**【英検3級 大問1 出題範囲】**
・語彙:日常生活全般の語彙・句動詞(look forward to / give up / turn down / pick upなど)・イディオム(on time / in a hurry / for freeなど)
・文法:現在完了(have+過去分詞)・受動態・不定詞・動名詞・関係代名詞基礎(who/which/that)・付加疑問文・間接疑問文
・形式:会話文(A・Bの2人)または短文の( )に入る語句を4択で選ぶ
・問題数:本番は大問1が15問(単語・熟語・文法が混在)
・難易度:中学卒業レベル。5級・4級の範囲をすべて含む

**【選択肢・語句について】**
・正解・不正解を問わず、選択肢に使う単語・熟語は英検3級の頻出重要語彙から選ぶこと
・不正解の選択肢も3級レベルの語彙を使い、紛らわしさのある良問にすること
・同じ単語・熟語が複数の問題に重複して登場しないようにすること

**【問題作成後のチェック】**
以下を必ず確認すること:
・会話・文の内容に矛盾がないか
・問題同士で重複していないか
・正解が文脈上明確に一つに定まるか
・3級レベルから逸脱していないか

**【動作】**
・4択、解答後に即座に正誤判定(色分け)
・解答後に解説を表示:なぜその答えか・覚え方のコツ・重要語はbタグで強調、日本語訳も必ず含める
・選択肢ボタンの文字色は背景に関わらず明確に読めるよう、必ず濃い色(例:#1a1a1a)を指定すること
・前へ/次へ移動、最後に正答率表示
・「別の15問に挑戦」ボタンで再シャッフル

**【問題データ形式】**
```
{
  l: [["A","セリフ(( )を含む)"],["B","セリフ"]],
  o: ["選択肢1","選択肢2","選択肢3","選択肢4"],
  a: 0,
  ex: "解説(なぜその答えか・覚え方のコツ、重要語はbタグで強調)",
  jp: "日本語訳"
}
```
※単文の場合は `l:[["","文"]]`

**以下の順で出力してください:**
①問題データ(60問)※チェック結果も併記
②HTML骨格
③統合した完成版

※Claude、ChatGPT、Gemini等で動作を確認していますが、環境によって結果が異なる場合があります
※追加質問をされたり、意図したものとは違う結果になる場合があります。追加でやり取りをして改善してください
※問題については正確性や品質を保証するものではありません
※本プロンプトおよび生成されたHTMLは個人利用に限ります
※プロンプト・HTMLの再配布・転載はご遠慮ください

※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません

プロンプトは、要望に応じてカスタマイズしてください。
たとえば、手持ちの資料や子供が間違えがちな単語のリストを渡して、苦手分野を重点的に出してもらったりといったことができます。

Geminiではコードがそのまま書き出される場合があります、その場合は「クリックしたらそのまま実行できるhtml形式にして」と追加でお願いしてください。

リスニング対策

リスニング対策は特に私からはやらせませんでした。

こちらもマジックキーのオンライン模試で1、2問間違いだったのもあり、耳がいいので大きく減点することはなさそうと判断。その分をライティング対策に割くことにしました。

モモシロ

スマイルゼミの英語プレミアムでは多少やっていたと思います。

ライティング対策

そして一番の難関、ライティング対策です。

息子が受講しているマジックキーでは「TAGAKI」というライティング教材を使用するのですが、息子はやりたがらなかったので「TAGAKI」は外してもらいました。そのため、ここまで書くことはほぼゼロで来てしまいました。かなり偏りがあります。

モモシロ

ゼロからのライティングをタイピングで開始するという何とも特殊な状況になってしまいました。

具体的にはタイピング練習⇒スペル練習⇒ライティング練習の2段階(デジタネも入れたら3段階)で対応しました。

タイピング練習ソフトでタイピングの定着

英検S-CBTはパソコン受験ではありますが、ライティングに関しては「タイピング」か「手書き」かを選択することができます!

こちらの記事では、ライティングのタイピング入力は勝手が違って子供が戸惑う可能性があることをデメリットとして挙げています。

しかし、息子の場合はタイピング以外に選択肢はなかったので、覚悟を決めてしっかりタイピングを覚えてもらうことにしました。まずタイピングを固めて、ある程度スムーズに打てるようになってから、3級のライティング対策に移ることにしました。

我が家で使ったのはデジタネのタイピングコースです。
デジタネはオンラインプログラミング教材なんですが、その中にタイピングの、しかも英字で練習できるコースがあるんですね。

子供向けのタイピングソフト・アプリは日本語のローマ字入力が多い中、英単語や英文を打ち込むタイピング練習ができるのは助かりました。

デジタネはインスタで何度か紹介していますので、気になる方はそちらもご覧ください。

息子はゲームやプログラミングは大好きで、集中して取り組むことができるので、このタイピング練習は嫌がらすやってくれました。

ただ、英語タイピングのためだけにデジタネを契約するのはちょっともったいないので、プログラミング学習もやらせてみたい家庭向けです。無料体験で試してみてください。

タイピングだけやらせたいかたはこちらのタイピング練習サイトもおすすめです。

スペル練習アプリで単語チェックとスペル定着

ライティング対策の中で地味に苦労したのが単語のスペルを覚えてもらうことです。手で書いて覚えるのも絶対無理、単語帳で暗記をするのも難しい(ただ攻略ゲーム的に単語を覚えていくのは一時期はまったので、これはまた別の機会に)。
単語の意味を知っていて問題なく読めても、ライティングの中で単語を書くとなると、それはそれはスペルが間違いが多い!!!

モモシロ

文を書く以前にまずはライティングでよく使う単語のスペルを覚えないといけませんでした。

スペル練習アプリ配布

そこで、息子が間違えがちで、さらに英検3級のライティングで使えそうな単語・熟語、動詞を過去形にしたときに特殊な変化をするもの、などを打ち込んで練習しました。

実際に使っている動画はこちらになります。

1回で5問の単語をタイピングします。まずは訳とスペルを見ながらタイプして、

次に訳だけを見て単語をタイピングします。どうしてもわからない場合は、ヒントを出すことができます。たとえば、以下の画像のように、e______l_y というように一部の文字が出てきます。

間違えた場合は間違えた部分が分かるようになっています。

続いて間違えた単語だけを再度練習します。

これを繰り返すことで、子供はある程度単語のスペルを覚えられました。英検3級頻出単語ではなく、英検3級のライティングで使いそうな単語に絞って練習をしました。

【無料公開予定】スペル練習アプリ

配布用にアプリの完成度を上げてから公開予定です。少々お待ちください。

ライティング実践練習アプリ

そして、いよいよ実践のライティング演習です。これが一番大事でした。こちらも別のアプリを作成しました。

以下はEメール問題ですが、本番と同じような画面にしています。

ただ、いきなり英文を書けと言われても、練習の初めのころは何をどうかけばいいのか戸惑ってしまいます。「ひな型を見る」というボタンをつけて、文の書き方や、例文(問題には対応していない)を表示することで、それを見ながら回答できるような補助機能も付けました。

回答後は採点です。一応英検と同じように採点機能をつけています。子供は、この採点結果に一喜一憂して、最初はあまり点数が取れなかったのが、点数が上がっていくことでモチベーションを維持していたようです。

フィードバックのアドバイスや、添削、模範回答も表示されるようにしています。

また、問題を解いた後に模範回答の英文を見ながらそのまま打ち込む「写経」機能をつけました。

回答の型を覚えるだけでなく、模範回答を打ち込むことで、正しい英文の型をインプットできると考えたからです。書字の負担なしで英文の型を体に入れる方法として、この写経練習は息子には合っていたと思います。

モモシロ

ノートに手書きで書き写させるのは絶対無理だったと思うのですが、タイピングだとあまり嫌がらずにやってくれました。
とはいえ写経は毎回ではなく、数回に1回、気が向いたときだけやってもらいました。

もうひとつ、スペルについて伝えていたことがあります。3級のライティング、特にEメール問題は、問題文の中に回答そのまま使える文や単語が出てきます。だから「問題文をしっかり見ながら書き写せば、スペルミスは防げるよ」と伝えました。

それでも、最初はやっぱり間違えましたね。正解のスペルがそのまま書かれていても、別の部分に気を取られるのかスペルを書き写すことも抜けてしまうんだと実感させられました。

ここは練習中に何度も伝えました。

【無料公開予定】ライティング対策アプリ

配布用にアプリの完成度を上げてから公開予定です。少々お待ちください。

スピーキング対策

S-CBTは同じ日に本来の二次試験であるスピーキングテストも受ける必要があり、同時に対策が必要です。また、S-CBTのスピーキングは、従来型の対面面接とはかなり別物です。面接官と向き合うのではなく、画面のバーチャル面接官に向かって、ヘッドセットで録音していく形式なので、S-CBTのスピーキングはちょっと特殊なんですね。

モモシロ

従来型の英検とS-CBTとの違いが一番大きいのがこの「スピーキングテスト」だと思います。

問題の内容や難易度は同じですが、形式が違う以上、対策も別で考える必要があります。英検公式サイトにバーチャルスピーキングテストがありますので、それで雰囲気をつかむことができます。

また、市販のS-CBT専用テキストも販売されています。このテキストを購入すると、S-CBT形式の模擬試験を2回分受けられます。しかし、スピーキングに関しては2回の練習では足りないと思いました

S-CBTのスピーキング練習アプリ

そこで、練習機会を補うために自作のスピーキング練習アプリを作りました。本番のS-CBTと同じようなシミュレーション形式のものとし、問題とイラストはAIに作ってもらいました。

これをこなすことで、S-CBT形式の問題になれることができました。実際に取り組んでいる動画はこちらになります。

このアプリでの練習が、特に効いたと感じるのは次の2点です。

  • 聞かれる質問のパターンを事前に把握できた
  • 沈黙せずに詰まったら聞き直しボタンを押すという動きを覚えられた

何度もアプリで練習するうちに、質問のパターンを理解できたように思います。たとえば、イラストを見て答える質問では、be ~ingという現在進行形またはbe going toを使った未来表現で回答することを求められます。

このパターンをしっかり認識した上で本番に臨むことができました。

また、スピーキングテストでは沈黙が続いてしまうと減点になります。そして対面なら面接官が多少待ってくれる場面でも、S-CBTは1問の回答時間に制限があり時間が来たら容赦なく次へ進みます。カウントダウンがあるので子供もあせってしまいますよね。

回答に時間がかかりそうだったらあえて聞きなおしボタンを押すという判断を練習の段階でしておけたのは大きかったです。

モモシロ

息子はこのスピーキング練習アプリはかなりハマって、こればかりやっていました。

【無料公開予定】スピーキング

パソコン・スマホどちらでも使えますが、本番と同じ環境で練習するにはパソコンから仕様することをおすすめします。

S-CBT本番での失敗談

さて本番当日です。S-CBTならではの操作ミスなどのトラブルがちょっと心配でしたが、何かわからなければ手を挙げてスタッフの方に聞くように伝え、私はテストセンター近くで待機していました。

息子は思ったよりずっと早く解き終わって出てきました。聞けば、時間が余ったので見直しも何度もしたそうです。

そんなに時間に余裕があったなら、「見直しの時間にライティングの単語のスペルをリーディングから探した?」と確認してみたところ…。

「あ……」

やっていませんでした!!!!!

3級の問題には、ライティングで使えそうな単語がリーディングパートのあちこちに載っています。従来型と同様に、ライティング取り組み時もリーディングパートに戻ることができます。時間が余っていたなら、不安なスペルをそこで確認できたはずなんですが、もっとちゃんと伝えておけばよかったです。

これは私の反省点です。

上の子のときの体験談はこちら(今回の体験談ではありません)↓

英検3級S-CBT結果:合格(スコアも公開)

そんな失敗も含めての結果は、無事合格することができました。

リーディング大問1が1問間違いという予想外の好成績。そしてライティングもなんとか基準をクリアできました。

また、S-CBT固有の難点があるスピーキングも合格できました。

息子には英語力とは別の問題で、英検3級の挑戦は厳しいんじゃないかとあきらめかけていましたが、紙にほとんど書かないままライティングのある3級に合格できました。工夫してデジタルだけで合格できたことは私自身も手ごたえというか達成感を感じましたし、息子にとっても大きな自信になったと思います。

結論:書くのが苦手でも、S-CBTなら英検3級挑戦できる

英検3級レベルの英語力が育っているのに鉛筆で書くことに大きな負担があるという子にとって、タイピングで受けられるS-CBTという選択肢の存在は、それだけで希望だと思います。

我が家の対策をまとめると、こうなります。

  • 受験方法を先にS-CBT(タイピング)に決めて、紙に書く練習はしない方針にした
  • まずタイピングの土台を作り、スペル練習をしてからライティング対策に入った
  • 対策はSwitchソフト・スマイルゼミ英語プレミアム・自作アプリなどで、ほぼ紙を使わず完結
  • リーディングの文章読解は多読の貯金でカバー、空欄補充はクイズ形式で繰り返し練習
  • スピーキングは回答と質問パターンを練習

同じように「書くのが苦手」で英検に足踏みしている方の、何かひとつでもヒントになれば嬉しいです。

また、子供の苦手克服のために、アプリを活用するきっかけやヒントになればと思っております。

英検の力を付けるなら:小学生におすすめの英語多読レッスンマジックキー

今回長文読解対策をしなくて済んだ土台を作ってくれたのは、ずっと続けているマジックキーの英語多読です。英検のためというより、英語力の基盤を作ってくれる英語多読のオンラインレッスンンとして、我が家は長年受講中です。

英語多読を続けることでリーディングのみならず総合的な英語力が身につくため、英検との相性もよく、受講生の英検合格者も順調に出ています。

オンライン面談と無料体験レッスンを実施していますので気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

\ 無料体験レッスン2回がブログ特典で8回! /

本ブログの紹介特典
面談のお申し込みフォームでモモシロの紹介と記入すると、2回の無料体験が8回になります。

マジックキーキッズアカデミーの体験記事はこちら

目次